組織力向上委員会です。
会員拡大特別委員会が鳥取JCの仲間を増やす委員会なら、
組織力向上委員会は、会員拡大特別委員会から受継いだ研修会員を
一人前のJayceeにするための委員会です。
第1回は鳥取JC、日本JCの基礎、第2回はディベートとブレインストーミングを
行ってきました。
第3回研修会は因幡一ノ宮 宇倍神社の地にて行いました。
朝6:30に集合です。まずは井上理事長のお言葉です。
続いて本殿にて開会奉告式です。
神式にのっとって行いました。
研修会員を代表して松田君が玉串を捧げました。
続いて禊を行います。まずは、動作の練習を行いました。
舟を漕ぐような動作です。
動作の意味を調べてみましたが、神代にあった舟に乗り、
魂を別の世界へ移動させる行為だそうです。
ほかの言葉や動作にもいろいろと意味があるようですので
興味のある人は調べてみてください。
禊行の開始です。
皆さんが神社にお参りするときに、口をゆすいだりすると思いますが、それは禊を簡略化したものだそうです。
続いて本殿周りの掃除です。
これも立派な研修のひとつです。
金田禰宜から神道についていろいろと教えていただきました。
あまり普段神道や国家というものについて考えたことがない方も
日本国について考えさせられたのではないでしょうか。
同一の王朝が続いている国の中で一番歴史が長い国は「日本」だそうです。
(ほかの国、たとえば中国などは途中で国名が変わり、国の支配者も変わっていますよね)
さて、今回一番の苦行、大祓です。
正座をして、背筋を伸ばし、両手をまっすぐ伸ばし、
ひたすら祝詞を読み上げます。
お疲れ様でした。
昼食後、金田宮司の講演を聞きました。
鳥取がどのような歴史を持っているのか、しっかり研修会員には勉強してもらいました。
今後のまちづくりにしっかり役立ててください。
ラストはJC宣言、綱領、JCIクリードの暗唱テストです。
最後まで言えなかった人、ここに参加できなかった人は
後日追試を行いますので、しっかり覚えてきてください。
最後に研修会員の感想です。
第三回研修会を終えて 研修会員 井上正弘君
宇部神社にて早朝より行われた第三回研修会。凛とした中で行った数々の事柄は、しっかりと私の心と体に染み渡りました。宮司さんによる、今まで知らなかった日本や鳥取の歴史。やはり、学ぶ事も行動する事もすべては集中力だなと、改めて再認識しました。
研修会員として鳥取青年会議所の活動に参加して僅か数ヶ月ですが既に、数多くの、学び、感動、反省、笑いを経験しております。
これからも、素直な心を忘れずに精進していきたいと思います。
第3回研修会を終えて 研修会員 野村亮介君
課題であったクリードとJC宣言・綱領を覚えて、発表することは難しいと思っていました。発表時には予想通り緊張して、何度かつまづいてしまいましたが、覚えることは覚えていくにつれ、すばらしい内容であることを認識でき、意外と楽しく覚えることができました。
研修会で印象に残ったことは、みそぎもその一つですが、金田宮司様・金田禰宜様の心にぐっとくる言葉でした。この因幡地域の歴史、そして日本の歴史を知り、我々にこの因幡地域を盛り上げてゆく順番が回ってきていることを実感し、青年という英知と勇気と情熱に満ち溢れた時代に、十二分にそれらを発揮していきたいと思いました。
私は、親の会社を継ぐ身分にありますが、ただのつなぎとしか考えておりません。次の世代が会社や社会を担うときに、できれば今よりも良い状態でつなぎたい。そして、担いたいと思ってもらえるような会社・社会にできるよう努力していきたいと考えています。青年会議所はそれを実現できる場所であることを認識できた研修会でした。